top of page
アンカー 1

地域おこし協力隊とは

 

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地盤産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。

と、総務省HPでは説明されていますが、その活動は多種多様です。

「地域協力活動」とはなんなのか、その言葉の意味の受け取り方も人それぞれです。

 ある人は ”農業”で

 ある人は ”観光PR”で

​ ある人は ”養蜂”で

 ある人は ”閉校利用”で

わたしたちに共通しているのはこの地に根をおろしていきたいと思う強い気持ちです。

今日もわたしたちは ”ここで、生きる” ために活動しています。

宍粟市地域おこし協力隊一同

 

 

 

...

アンカー 2

​​宍粟市協力隊の様々な活動について

宍粟市の地域おこし協力隊の活動は多種多様です。

皆、それぞれのミッション達成のため日々活動しています。

その体系も様々です。

一般には地域団体などに ”所属” し、それぞれの業務をこなしながら任期(最長3年間)後の定住化へ向け活動します。

観光振興の支援、閉校利用のサポートなど、基盤のある団体の中で活動し自身の得意分野を模索します。

任期後は培ったスキルを生かし、起業をしたり、そのまま地域団体への就職といった道があります。

すでに宍粟で ”こんなことがしたい!” という思いがある方はフリーミッション型へ応募する方法もあります。

宍粟市では ”理想とする養蜂家を目指したい” 、 ”店舗経営の経験を生かし、閉校した幼稚園を活用したい”

といった内容で活動する隊員もいます。

任期後はそのまま起業の道を進むことになります。

ですが、残念ながら現在はフリーミッション型の応募は一旦停止となっています。

とはいえ、自分がやりたいことと募集中のミッションが上手くマッチングするケースも少なくありません。

​一度お気軽にお問い合わせください。

​→具体的な応募方法、お問い合わせ先

...

待遇・業務について

”なにかと不安な移住”

経済的なところ、住むところ、車社会 etc...

自分の故郷であればまだしも、知らない土地での移住は様々な不安がつきものです。

わたしたちもその一人でした。

地域おこし協力隊になれたからといって、全ての不安が解消されるわけではありませんが、

それでも随分と移住へのハードルが低くなったと感じています。

 ・経済的支援 : 月額報酬に加え、地域おこし活動に要する経費に対し市から予算の範囲内で支援があります。

 ・住まい : 住宅家賃は市に負担(上限月額50,000円)してもらえます。(光熱水費等生活に必要な費用は隊員負担とな ります)

 ・車両について : 活動に使用する車両、パソコン等は市から貸与してもらえます。(リース契約)

など、上記支援が活動期間中(最長3年間)受けることができます。

住まいについては市の職員さんが活動地域の自治会長さん達に相談してくださったり、

車両についても職員さんと相談の上、活動に適した車種を選ぶことができます。

実質の負担としては、

 ・移住前 : 宍粟市に赴任する際の赴任費用(引越し費用)

 ・移住後 : 家賃以外の生活費

​となり、これだけでも移住に対するハードルが随分低くなるのではないでしょうか。

これらの条件は募集時期や募集内容によって変わることがあるので、詳しくは市のHPでご確認いただくか、市の担当者へご相談ください。

また宍粟市に関して、”地域おこし協力隊” の知名度は比較的高く、

移住先の住民の方々も ”何者かわからない移住者” より、”地域おこし協力隊” の方が受け入れられやすいと感じています。

...

では具体的な活動内容について。

業務内容は各ミッションで異なりますが、協力隊員全員に共通することに、

 日報、月報、年報の活動報告書の提出

 月に一度ある協力隊定例会の出席

 年に一度ある活動報告会の出席

があります。その他活動費の収支といった細かい書類の提出などもありますが、重要なのは上記の報告書や定例会の出席です。

定例会では市の担当職員や隊員同士で活動の相談ができますので、活動の方針などで悩みがある方はこういった場で修正していきます。

​もちろん定例会外でも相談することができますので、安心して活動できる環境が整っています。

形式的な業務はこのぐらいになります。

あとはひたすらにミッションの達成と定住化へ向けての活動となります。

​それぞれの隊員の活動については「協力隊紹介」よりご覧ください。

アンカー 3

...

 

その他

任期中、活動についての悩みはしょっちゅうあるのが現実です。

特に多いのが、サポート業務に時間が取られて定住化へ向けての動きがなかなか進まないこと。

協力隊は決して ”お手伝い” ではありません。

残念ながら任期中思ったとおりの動きができず、任期終了後に定住できなかった例も少なくありません。

​(もちろん定住が全てだとは思いませんが...)

 

​地域協力活動という ”言葉” が重くのしかかりますが、

自分の人生のために活動しても良いのだとわたしたちは思っています。

​自己実現とともに、地域の活性化があると信じているからです。

 

そのことについて、2020年12月18日に埼玉にて開催されました「地域おこし協力隊・関係人口ミニサミット」にて、

 

明治大学農学部教授 小田切徳美さんがこの制度についてとてもわかりやすくご説明くださいました。

「地域づくり活動に ”V字回復" の事例はなく、”U字”こそが現実的である。」

わたしたちはまず、この ”U” の平らな部分をつくること、つまり自分自身を含めた地盤を整えなければなりません。

そこからようやく地域づくりがスタートするのだと思います。

小田切さんが語る協力隊のあり方は​、今後協力隊を「移住の選択肢」と考えられている方とってとても参考になる内容かと思います。

(以下You Tube リンクより 22:30頃から)

​その他事例なども報告されていますので、是非ご覧ください。

アンカー 4
bottom of page