地域おこし協力隊の任期を終えて鷹巣に暮らすということ
名前
岩本 光晃
いわもと みつあき
着任期間
出身
現住所
2016年8月~2019年8月
兵庫県神戸市西区
兵庫県宍粟市千種町鷹巣
千種町商店街をできるだけみんなが
「ニコニコと暮らし続ける」場所にする事を、
地域の皆さんと考えて進めていく。
母と祖母の故郷である宍粟市(当時は群でした)に、小さな頃からお盆とお正月に通っていました。
その時味わった雰囲気(広い田んぼで思い切り凧揚げ・五右衛門風呂・豆炭アンカ・土間のある家・薪で火をおこす等)が「楽しい」と頭の中と心の中に刷り込まれていて、それが大人になっても変わらず頭と心に残り続けていました。
神戸市等で働きながら、頭の片隅にあった「田舎で生活したい」が少しずつ大きくなっていると感じた時に「宍粟市地域おこし協力隊の募集」を発見しました。
協力隊について調べ、宍粟市(鷹巣)への見学・イベントの参加に向かい、親と話し合い・理解をもらい、面接を受け、宍粟市地域おこし協力隊員になりました。
協力隊員当時は、千種町鷹巣の閉校の後に宿泊施設としてスタートした「たかのす東小学校」で宿泊客の対応やサポート・催し物の企画の活動を行ってきました。
活動を通じて、鷹巣や千種町の人の温かさ・優しさ・おもしろさ(笑)に触れていく中で、「ここで住んで骨になりたい」「僕の想いを叶える場所は、都会よりは田舎が合っている」と強く感じるようなり、「では住み続けるには、どのような動きをしていけばよいのか?」と考えて動くようになりました。
そんな中とあるご縁で「宍粟市地域再生協働員」のお話しをいただき、今は千種町商店街にて、地域内の人達には「ニコニコと暮らし続けることのできる場所」にする、地域外の人達には「素敵で楽しいと思ってもらえる場所」にするように、地域の皆さんと話し合い考え試行錯誤しながら、実行する活動をしています。
任期後は僕自身の夢を叶える部分「僕らしくありのまま・心のままに過ごし、田舎の生活を共にする。」と、現実社会を生き抜く部分「生活するお金を稼ぎ、僕自身やパートナー達(現れるかな?(笑)と生き続ける」とのバランスを取りつつ、現実に打ちのめさらながらも、千種町の皆さんに励ましてもらいながら、実現に向けて様々な人達の力を借りたり、頼ったりしながら実現に向けて動いています。